グラキリス播種時にLEDライトは必要?実際に使って分かったこと

この記事は、グラキリスの播種においてすべての条件を検証しきった結論ではありません。
ただし、播種初期で確実に分かったことと、まだ判断できないことを整理しています。
同じように「LEDは必要なのか?」と迷っている方の判断材料になればと思い、途中経過としてまとめました。

今回の播種環境について

播種時期

1月下旬

室温

約10〜23℃
※夜間はもう少し下がっている可能性あり。ただヒーターマットを使用しているので、鉢内はそこまで下がらない。

湿度感

約40〜50%

LED

スポットを使用しています。

設置距離

40〜50cm

点灯時間

日中12〜13時間

置き場所

室内

播種時にLEDを使った理由

室内管理だった

基本的に室内管理の状況ですので、光は作らないといけません。
それともう一点、その他の発根管理しているグラや、アガベなども同じヒーターマットで管理しているため、そこにLEDを使用しているという間接的な理由もあります。

湿気対策も兼ねた

これは途中から意識したことですが、やはり白カビが発生したことで、ラップはしているけど湿気とのバランスを取るために照明を当ててみるということも考えました。

LEDを使って分かったこと(播種初期)

徒長の有無

発芽後に、徒長差はあまり感じませんでした。
ただ、決定的に違う傾向がありました。
播種した鉢は6つあり、右側半分の鉢に少しだけ光量が多く照射されていました。
実はそちら側の種は、発芽しなかったり、発芽しても途中で成長が止まり、脱落していきました。白カビが発生した株もありました。
なお、白カビの発生は別の鉢でも発生していますので、一概にLEDの可能性があるとは言い切れません。

表面の乾き方

少し意識してLEDを照射すると、腰水の量をギリギリにしていたのですが、少し乾きが早いかなという程度です。

湿気のこもり方

そこまで大きな違いはありませんでした。

まだ判断できないこと

LEDあり/なしでの発芽率差

まだそこまで差を出すほどの環境で比較できていないので、有無で差があるのかなんとも言えません。
ただ、自分の経験から発芽や成長に差が出る可能性はありますが、その場合、LEDの有無というよりも、光量に気をつける必要を感じます。

成長速度への影響

上記の通り、こちらも現状では判断が難しいところです。

光量がどこまで必要か

どこまで光量が必要かということは、決めきれる訳ではありません。
グラキリスは好光性種子と言われていますので、光はあったほうがいいでしょう。
ただ、どこまでの光量を好むかというのは、まだこれからも実践していく必要があります。

播種時にLEDが向いているケース

日照がほぼ取れない部屋

光が取り込めない室内の場合、LEDは確実に用意した方がいいと思います。
発芽後も確実に光は必要なので、室内環境を前提とするならLEDの導入は必須と考えます。

播種時にLEDが不要なケース

室内でも窓際で十分な日照

もし室内でも窓などから十分な日照を得られているのであれば、LEDは不要な状態かもしれません。
ただ、逆に日照量をうまく調整できるように、遮光手段も取り入れることを考えた方がいいと思います。

播種用LEDを選ぶときの条件

強すぎない光量

播種時には成長時に比べて強すぎない光量を準備してあげることが大事です。
先のことを考えると、光量を調整できるLED照明などを準備できるといいかもしれません。

距離を取れる

光量が調整できるLED照明になると、コストも上がってきますし、すでにLED照明をお持ちの場合、距離をうまくとれる環境を作れば、距離によって光量を調整できます。

点灯時間を管理できる

24時間点灯させるものではないのですので、所定時間で管理できることが望ましいと思います。
タイマーなどを利用すると便利ですね。

発熱が少ない

温度はヒーターマットなど、別のもので調整していますし、LED自体の発熱は少ない方がいいでしょう。
火災の原因にもなりますのでPSEマークなど、適正な商品を使用してください。

実際に使っているLEDについて

実際に私が利用したLED照明はこちらです。

なぜそれを選んだか

前述したように、その他の植物の管理を同じ場所で行っているため、その光を少し拝借しています。

良い点

このLEDをこのアームに取り付けて使用しています。

アーム型ですので、照明の方向や高さをスムーズに変更しやすいです。

不安な点

スポット式なので、少し当たる光量が平均的ではないところに少し不安があります。

今考える理想としては、棚を利用して以下のようなパネル照明を利用するとすべての株に平均的な光量を与えてあげられますね。

現時点での結論(まとめ)

播種時の光量は気をつけて

LED自体は合った方がいいと考えます。
ただし、光量に気をつけて当ててあげるといいかもしれません。
ガンガンに当てる必要はないと思いますが、少し弱めの光量でもあった方がいいような気がします。

過信せず、環境全体を見るべき

ただ、光量だけが発芽のすべてを決める訳ではありません。
様々な環境が影響します。播種時から発芽状態の植物は、非常に敏感な時期です。
環境全体を見ながら、総合的に管理していき、ぜひ生き生きとした実生株を育てていきましょう。

※追記予定

※発芽後・成長が進み次第、LEDの影響について追記予定です。

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