2022年、Canon EOS 5D Mark Ⅲ とEOS RPのどちらを買うべき?

EOS Kissなど導入機を使用している方なので、そろそろフルサイズの一眼レフに挑戦してみたい、本格的にカメラを始めてみたいと思っていませんか?

2022年現在、Canonもハイクラスのカメラボディをリリースし、時代はミラーレス一眼時代に本格的に突入しました。

RFレンズもどんどん発売されて、プロカメラマンもミラーレス一眼に本格的に乗り換えています。

しかし、ハイクラスのミラーレス一眼って高いですよね。

30万以上は当たり前。

センサーサイズは、フルサイズを手に入れたいけど、さすがに現行のハイクラスはちょっと。。

という方には、2012年に発売された「EOS 5D Mark Ⅲ 」が中古で10万円を切る値段で手に入るのでオススメです。

でも、同じフルサイズなら2019年に発売されたミラーレス一眼「EOS RP」も中古で10万円前後の値段で出回り始めています。

「この場合、一体どっちがいいのだろう」

確かに悩みますよね。

結果から言うと、私は「EOS 5D Mark Ⅲ 」をオススメします。

この記事では、実際に「EOS 5D Mark Ⅲ 」を持っている私がオススメする理由をお伝えします。

ちなみに、スペック比較などはその他サイトでもできると思いますので、私の感じるオススメポイントをまとめてみました。

EOS 5D Mark Ⅲ をオススメする理由

世界中に1億本以上出回っているEFを使用できる

タイトルの通り、現在の市場には累計1億本以上もEFレンズは販売されています。

そのEFレンズをEOS 5D Mark Ⅲ は使用できます。

RFレンズへ乗り換えているユーザーもいることから、中古市場にも状態の良いレンズが出回っています。

なお、EOS RPでもマウントアダプターを装着するとEFレンズを使用することができます。

では、なぜそれがEOS 5D Mark Ⅲ の方をオススメする理由なのか。

それは、次の理由。

RPよりも中古価格では若干EOS 5D Mark Ⅲ が安い

状態にもよるので一概には言えませんが、中古価格でこの2機種は2万前後の価格差があります。

となると、ボディ価格差とマウントアダプター(コントロールリング付)費用を足すと4万程度です。(2022年1月現在)

4万なら少しお金を足すと、標準ズームレンズ「EF 24mm – 105mm F4L USM」が中古で買えます。

つまり、EOS 5D MArkⅢの場合、同じ価格でフルサイズカメラと標準ズームのLレンズが手に入るのです。

EF 24mm – 105mm F4L USMは、私も長年愛用している名レンズです。

EF 24-105mm F4L USM

24 -105mmの画角でしたら、プロでも8割方の撮影はこれで済んでしまいます。

現在は、Ⅱ型が現行レンズです。

Ⅰ型はカリカリの解像感というよりは、少し柔らかめな撮影イメージです。

それでもLレンズのパワーは抜群です。

これで、クローズアップレンズを合わせて買うと、ほぼこのセットで楽しめることが山ほどできます。

5Dシリーズの操作ボタンカスタマイズ機能

5Dシリーズは、ボタンカスタマイズ機能があり、セッティングを自分仕様にカスタムできます。

よく使うボタンのセットやボタン配置などの使い勝手も5Dシリーズに慣れていくと、次にR5などにステップアップする時にも慣れやすい。

よく使用されるのは、親指AFのカスタマイズですね。

2024年4月まで修理サポート期間がある

2012年発売で、10年以上経過したEOS 5D Mark Ⅲ ですが、修理サポート期間は2024年4月まであります。

これを短いと考えるか、長いと考えるか。

これは持論ですが、2年あれば色々と使ってみて、フルサイズの使用感を掴むのには十分だと思います。

それから、ミラーレス一眼にステップアップしても遅くないです。

Canon のラインナップで今までの5Dシリーズと同等を狙う場合、R6でも30万以上で、R5にいたっては50万。。

いきなりそこに手を出せないと思っているなら、EOS 5D Mark Ⅲ でしっかり手応えを感じてもらいたいです。

(手を出せるって方は、R6でもR5でもR3でも手を出していただいていいです!笑)

一応、EOS 5D Mark Ⅲ の弱い点

ここまで、EOS 5D Mark Ⅲをオススメしてきました。

しかし、さすがに10年前の機種です。

現在APS-Cミラーレス一眼を使用されている方で、乗り換えを検討している場合、スペックダウン、性能ダウンと思う部分もあると思います。

そういった箇所も注意点として、挙げておきます。

動画は強くない

発売当初は、動画も撮れるフルサイズ一眼レフカメラとしてうたわれていましたが、さすがに現在では、よりよい製品が沢山販売されています。

動画撮影も併用したい方には、オススメできません。

ボディ内手ブレ補正、解像度、撮影可能時間など、よい製品は沢山あります。。

連写機能も強くない

これも、古い機種な以上しょうがないポイントです。

カードの読み込み速度など、一昔以上前になるので、連写性能は現行製品と比べると見劣りすると思います。

ただ、そんなに連写を必要とする状況でないなら、そこまで問題ではありませんので、ご心配なく。

といったところでしょうか。

やはり、精密機器として技術が進歩した部分が大きいですね。

それ以外は、画素数も十分でセンサーサイズもフルサイズ、ISOも十分。

だって、EOS 5D Mark Ⅲ で撮影された写真を見て、現在でも心を動かされるんですもん。

また数年前までは、これでバリバリ撮影された広告写真などを目にして過ごしてきたのですから。

カメラ性能としては、十分な証拠でしょう。

つまり、後は撮影のスキルと経験だけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

EOS 5D Mark Ⅲ を購入してみようと思いましたか?

上記以外にも、堅牢性(防塵、防滴仕様)やダブルカードスロットなど、EOS 5D Mark Ⅲをオススメする理由はあります。

念の為に言いますが、EOS RP を購入することが悪いことではありません。

EOS RPも違う角度で見ると、そちらをオススメできる理由が沢山あります。

あくまでも、EOS 5D Mark Ⅲを現在使用している私から見たオススメ理由です。

カメラの選択肢は、多岐にわたると思います。

自分にとって、どのカメラが合うか。

それが価格面なのか、使い勝手なのか、人にとって全然違いますので、答えの出し方は人それぞれです。

少しでも、カメラライフを楽しんでいただけるきっかけになれば嬉しいです。

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