今回、BASEとpaintoryが自動連携するアドオンがリリースされました。
これにより、paintoryからBASEと商品の連携、BASEからの注文の連携が行えるようです。
paintory以外にも商品を取り扱っている方は、paintory商品を一緒に販売する場所がほしかったのではないでしょうか。
そんなBASE連携機能を実際に設定してみました。
その上で、設定方法と現時点での注意点を私なりにまとめてみました。
連携の流れ
アドオンの連携
メニュー→「アドオン」をクリックします。
アドオンの中から「BASE連携」をクリックします。
「登録」ボタンをクリックすると、アドオンが有効化されている状態になります。
次に「設定」をクリックします。
BASEとの接続
Step1の「BASEと接続する」をクリックします。
BASE側の画面が開き、ログインしている状態だと認証画面が表示されますので、「アプリを認証する」をクリックします。
すると、Step1が問題なく完了すると、Step1がグレーアウトされます。
商品登録
次にStep2の「商品を登録する」をクリックします。
通常の商品一覧画面に切り替わるので、カタログなどから登録している商品をクリックします。
「アイテム情報を編集」をクリックすると、下部に「BASEに公開」ボタンが追加されているので、そちらをクリックして、公開したいカラーをクリックします。
すると、その時点でBASEへ連動が開始されます。
そのまま「変更を保存」をクリックして完了です。
一点、ご注意いただきたいのはすべての商品がBASEと連携できる訳ではありません。
現在、潤沢な在庫をpaintory側が準備できる商品のみBASEと連携できる仕組みです。
どの商品が連携可能か調べるには、
カタログ→テンプレートから作成したいボディをクリックします。
ボディカラー画像と商品名の間に、「お気に入り」「アウトレット」などのアイコンと一緒に「BASE連携」というアイコンがあれば、その商品は連携可能です。
支払情報登録
paintoryとBASE連携の仕組みとして、BASEで購入された費用は、BASE側でお客様の決済が処理されます。
paintory側も支払いが完了しないと、商品は発送できませんので、自分自身のクレジットカードを登録しておくことで、paintory側には料金はショップ側が支払う仕組みになっています。
アドオン→BASE連携→「設定」→「設定を変更」ボタンをクリックしてクレジットカード情報を登録します。
これで、BASEとの連携は完了です。
現段階での注意点
一通り、私の方でもBASE連携をやってみました。
その上で、不明な点が出てきたのでpaintoryに質問点をお聞きしました。
・金額を変更したい場合、paintory、BASEどちらを変更すればいいでしょうか。
販売にまつわる設定はすべてBASE上での対応が必要で、BASEでの設定を変更するとpaintory側での操作は不要だということです。
販売価格はBASE側で処理されます。
上記の設定時に紹介したように、paintory側にはショップ側が支払います。
つまり、paintoryはボディ原価と送料をショップ側のクレジットカードに請求します。
なので、BASE側でいくらで販売していようが、paintoryは紐付けられる必要はないということです。
実際に、paintoryで金額を修正して、再度「BASEに公開」をクリックしましたが、金額などは連動せず、逆に販売中だったBASEの商品が準備中に切り替わりました。
多分、金額などは連動していないと思われます。
paintory側でも同じ商品を販売している以上、販売価格は同じ方がお客様にとってもいいでしょうね。
・商品情報や画像も追加・変更する場合、paintoryとBASE両方を編集する必要がありますか。
上記と同じ理由でBASE側での変更のみで大丈夫だそうです。
こちらも現在は、連動していないと思われます。
・御社でボディの在庫がなくなった場合、BASEで販売している在庫は連動するのでしょうか。
それとも、在庫のずれが発生するのでしょうか。
こちらも、上記と同じく商品連携後、在庫数も連動していないそうです。
そのため、商品連携時にBASE側の在庫は1,000で登録されます。
在庫に潤沢な商品しか連携できないというのは、在庫部分の連動ができないことも大きく関わっていそうですね。
今後、改善も検討されているようですので、また仕様が変われば私の方でもお知らせしたいと思います。
・送料はどのように処理されるのでしょうか。
paintory内では一律500円(税抜)です。
BASE側でも送料一律設定があるので、そこで500円にしておけば、ショップ側も無理なく運営できそうです。
ただ、paintory以外の商品と併売することがBASE連携の目的になる人が多いと思います。
その場合、paintoryと別の商品を購入されると、paintoryの送料とオリジナル商品の送料が2つ必要になるので、そういう場合は、BASEのApps「送料詳細設定」などを利用して、商品ごとに送料を設定するなど、工夫が必要になってきます。
最後にもう一つ気になる点としては、BASEに連動した後の商品説明に、「※ご入金後3週間を目安にお届けいたします。」と追記がされていました。
paintoryで注文すると3営業日での発送が基本なのに対して、BASEと連携した場合は、発送に時間を要する可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は自分のプロジェクトのためにBASEとの連携を待ち望んでいたのですが、色々と考えてpaintoryをそのまま利用した方がまずは早かったので、paintoryのみで使用しています。
paintory以外の商品との併売などをしたい場合は、この機能がもっと拡充してもらえると嬉しいですよね。
paintoryはボディの種類も豊富で、トレンド感もあり、何よりオリジナルタグを作成してくれるのでオリジナルアイテムとして非常にいいサービスですので、ぜひ様々な機能拡充を待ち望んでいます。